小説:多重人格探偵サイコ僕の名は大江公彦。物語の中では僕の姿は語られない。僕は透明な語り部として、ここに居る。 かつて、雨宮一彦と呼ばれた男が居た。 この物語はその男が現れ、消えるまでの出来事を記した物語だ。 さあ、雨宮一彦の話をしよう・・・ 登場人物 (#)はバーコード所有者。 小林洋介(#) :警視庁捜査一課11係の刑事。島津寿殺害時、人格消滅。 雨宮一彦 :小林の別人格。伊園犯罪研究所所員。小林洋介消滅後、主人格となる。 西園伸二 :小林の別人格。島津寿を射殺した。 村田清:小林の別人格。少々知能障害有り。上野殺害の手助け(?)をする。 伊園磨知 :元刑事。現在精神科医。伊園犯罪研究所所長。 笹山徹 :警視庁捜査一課11係の刑事。自称「なんちゃってキャリア」。 渡久地菊夫 :隻眼のフリージャーナリスト。ほぼ常時、小型のビデオカメラを携帯。 伊園・アリワン・美和 :磨知の義妹。海外に居住していたが、現地で問題を起こし、放校処分になったため、日本の高校に編入。 全一 :実視年齢は二十台だが、髪は完全に白髪である。渡久地と何らかの繋がりを持ち、事件の片棒を担ぐ時もあるようだが、正体はまだほとんど謎。 本田千鶴子:小林の恋人。島津の事件の被害者となる。その後、何者かに生命維持装置のスイッチを切られ、死亡。 島津寿(#):連続バラバラ殺人犯。西園伸二に射殺される。 上野優(#) :フラワー殺人の犯人。西園伸二に殺害される(?) ジャンル別一覧
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